不動産売却で知っておきたい代襲相続とは?

名古屋市エリアで″売却サポート”に専門特化した
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空き家売却にともなう煩雑なお手続き、
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〒457-0846
愛知県名古屋市南区道徳通2-51 道徳ビル1F

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目次

~相続人が増えたことで売れなくなった実家の話~

「相続人は兄と私の2人だけだと思っていました。」

名古屋市内で空き家の売却相談を受けた際、長女様がそう話されました。

しかし調査を進めると、実際の相続人は2人ではありませんでした。

亡くなった兄の子どもたち3人も相続人だったのです。

結果として相続人は5人。

さらに居住地は、

愛知県

東京都

大阪府

福岡県

と全国に散らばっていました。

このようなケースで登場するのが「代襲相続(だいしゅうそうぞく)」です。

相続不動産の売却相談では決して珍しくありません。

むしろ空き家が長期間放置されているケースほど、代襲相続によって問題が複雑化していることが多いのです。

今回は不動産売却の現場で実際によくある代襲相続について解説します。


代襲相続とは?

簡単に言うと、

本来相続人になるはずだった人が亡くなっている場合、その子どもが代わりに相続する制度です。

例えば、

父が亡くなった。

本来は長男と長女が相続人。

しかし長男が既に亡くなっていた。

この場合、

長男の子どもたちが長男の権利を引き継ぎます。

これが代襲相続です。


実家の売却でよく起こるケース

空き家相談では非常によくあります。

父が亡くなった。

母も亡くなった。

相続手続きをしないまま10年。

20年。

30年。

その間に兄弟の一人が亡くなる。

さらに甥や姪が相続人になる。

結果として、

「相続人が何人いるのか分からない」

状態になることがあります。


名古屋市で実際にあった相談

相談を受けたのは築50年以上の空き家でした。

父親が亡くなってから約20年。

誰も住んでいません。

草木は伸び放題。

屋根も傷み始めていました。

長女様は売却を希望していました。

しかし戸籍を調査すると問題が見つかりました。

兄が既に亡くなっていたのです。

そして兄には3人のお子様がいました。

さらにそのうち1人とは長年連絡が取れていませんでした。


売却には全員の同意が必要

不動産は共有状態になります。

つまり、

相続人の一人だけでは売却できません。

相続人全員の協力が必要になります。

代襲相続が発生すると、

人数が一気に増えることがあります。

2人だったはずが5人。

5人だったはずが10人。

実際にそうしたケースもあります。


時間が経つほど難しくなる

空き家問題で最も怖いのは放置です。

「そのうちやろう」

「まだ急がない」

そう考えているうちに相続人が増えていきます。

兄弟が亡くなる。

さらに甥や姪が相続人になる。

その子どもたちへ権利が移る。

結果として権利関係が複雑になります。


誰も住んでいない実家の末路

実際にはこんなことが起こります。

固定資産税だけ払い続ける。

草刈りをする人がいない。

近隣から苦情が来る。

雨漏りが始まる。

資産価値が下がる。

しかし売却しようとしても相続人全員の同意が取れない。

空き家問題と代襲相続は非常に相性が悪いのです。


相続登記義務化で状況は変わった

近年、相続登記が義務化されました。

以前は相続登記をせず放置しているケースも多くありました。

しかし今後は、

「そのうちやる」

では済まなくなります。

特に相続人が高齢化している場合は注意が必要です。


売却できた理由

先ほどの名古屋市の事例では、

司法書士と連携し、

戸籍収集。

相続関係図作成。

相続人全員への説明。

遺産分割協議。

相続登記。

という流れで進めました。

約1年かかりましたが、最終的には無事売却することができました。

契約当日、長女様が言われた言葉が印象的でした。

「もっと早く動けば良かったですね。」

代襲相続による不動産売却事例①

相続人が2人のはずだった実家が5人共有になっていたケース

名古屋市守山区にある築48年の空き家でした。

相談者は長女様。

お父様が亡くなった後、お母様も他界され、誰も住まなくなった実家を売却したいとのご相談でした。

長女様は、

「相続人は私と兄の2人だけです。」

と考えておられました。

しかし戸籍を調査すると、既にお兄様は数年前に亡くなっていました。

さらにお兄様には3人のお子様がいました。

つまり、

長女1人

甥3人

合計4人が相続人となっていたのです。

長女様は大変驚かれました。

甥御様のうち1人は東京。

1人は大阪。

1人は神奈川在住。

長年会っておらず、連絡先も分からない状態でした。

まず司法書士が戸籍を収集。

住民票を追跡しながら相続人を確定しました。

その後、全員へ事情を説明。

幸い皆様が売却に同意され、遺産分割協議が成立しました。

売却まで約10か月。

無事に買主様が見つかり、売却が完了しました。

契約後、長女様はこう話されました。

「もしあと10年放置していたら、甥たちの子どもまで相続人になっていたかもしれませんね。」

まさにその通りでした。

代襲相続は時間との勝負でもあります。


代襲相続による不動産売却事例②

誰も管理しなくなった実家と県外に住む相続人たち

愛知県春日井市の事例です。

亡くなったお父様名義のままになっていた実家がありました。

お父様が亡くなったのは約25年前。

相続登記はされていませんでした。

母親が住んでいたため問題が表面化しなかったのです。

しかし母親も施設へ入所。

実家は空き家になりました。

売却を考えた時、問題が発覚します。

兄弟4人のうち次男が既に亡くなっていたのです。

そして次男には2人のお子様がいました。

代襲相続が発生していたのです。

さらに相続人全員が県外在住。

東京。

埼玉。

大阪。

福岡。

誰も愛知県へ戻る予定はありません。

しかし空き家は年々傷み、

庭木は隣地へ越境。

雨漏りも発生していました。

固定資産税だけが毎年かかり続けます。

そこで相続人全員で話し合いを実施。

オンライン面談も活用しながら協議を進めました。

最終的に相続登記を完了させ、土地として売却することに成功しました。

売却後、長男様が言われた言葉が印象的でした。

「空き家が問題だったと思っていましたが、本当に大変だったのは相続人をまとめることでした。」

空き家問題の本質は建物ではなく、人の問題であることを改めて感じた事例でした。


空き家マイスターが感じること

私は名古屋市・愛知県で多くの相続空き家相談を受けています。

その中で感じるのは、

空き家問題は建物の問題ではなく、人の問題であるということです。

建物は時間とともに古くなります。

しかし本当に難しくなるのは相続関係です。

代襲相続が発生すると、売却へのハードルは一気に高くなります。

だからこそ、

親が亡くなったら早めに相続手続きをする。

空き家になったら早めに方向性を決める。

これが何より重要なのです。


まとめ

代襲相続とは、本来相続人になる人が亡くなっていた場合に、その子どもが相続する制度です。

不動産売却では、

・相続人が増える

・連絡が取れない人が出る

・意見がまとまらない

・売却まで時間がかかる

といった問題につながることがあります。

特に空き家を長期間放置している場合は要注意です。

「まだ大丈夫」

と思っている間に、相続関係はどんどん複雑になります。

名古屋市・愛知県で相続した空き家や実家の売却をお考えの方は、相続人が増える前に一度専門家へ相談されることをおすすめします。

不動産は後からでも売れます。

しかし相続関係は、時間が経つほど難しくなることがあるのです。

ふどうさんのMAGOは名古屋市エリアを中心に不動産売却、空き家問題を専門とする不動産会社です。、専門家のアドバイスと革新的なアイディアで、お客様の悩みを解決いたします。まずはお気軽にご相談ください。

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